配当金

唯一保有している日本株から配当金が入金されました!

大雨ながらに、今日は京都へやってきました。
のんびりくつろぎながらも午後のひととき中です。
これも、人生楽しむ一つですね^^

どうもこんにちは。ノクトです。

僕は、現在米国株取引していますが、唯一保有している日本株のSUBARUから配当金通知がありました。

200株保有しており、中間配当は72円。14400円となりますが、特定口座なので税引き後(20.315%)は、11475円となりました。税金が2割というのがやはり大きいものですね><

購入時の株価は3500円(2017年12月)なので、含み損としては約20万となっています。
自分が購入した時点では、適正だと判断し購入したわけですが、この当時は完成検査問題や燃費データ書き換え問題など、相次ぐトラブルが始まるキッカケの頃でした。

完成検査問題は噛み砕いて言うと、完成検査業務は完成検査員がするというシンプルな構造であれば良いものを、手前に完成検査候補員と呼ばれる「登用前検査員」があり、補助業務と呼ばれる範囲を拡大解釈してしまったことにより、単独で完成検査をしていることが原因でありました。単独で検査していたということで、完成検査員の印鑑を不正に利用していたことも浮き彫りになりました。

印鑑は当人が書類を作成あるいは、確認したという証明でありますので、もちろんどんな場面においても他人が利用するということはやってはいけないですね。
上司がしっかりと精査しないまま承認しないめくらばん(盲判)なども、当時まであったのではないでしょうか?

また燃費データ・排ガスデータ改ざんの問題もあります。
これは、規則に関する理解不足から発生したもので、一定台数の測定平均値が基準値を満足していれば良いのですが、検査員は1台毎に基準値を満足していることを見ていたのです。
1台毎の測定に対して同基準を満足していることは品質上素晴らしいことだと思いますが、それを満足するために、測定したデータが基準値との比較で全く問題が無い場合でも、バラツキをなくして上司に指摘を受けないようにするために、測定値を書き換えてしまっていたことが原因であったため、良い測定値であったのに、悪い方へ書き換えたというデータ自体の信憑性がなくなる行為を行っていたことになります。

いずれにせよ、こういう組織風土や規則が形骸化してしまったことがきっかけとなり、株価の低下に繋がったのだと思います。

では、この状況から見て、僕は売却すべきかどうかなのですが、このまま保有するつもりです^^

SUBARUは、日本株でもともとキャッシュの潤沢な企業であり、自動車産業という設備投資費が非常に大きい業態から、この財務安定性を維持しているところに僕は一定の評価しており、現在、唯一保有している日本株です。こういった相次ぐ不祥事があったところでも年間配当144円のベースは守っており、減配することなく株主への還元はしっかりとしています。

当時、100株単位の購入価格で見ても株価はキャッシュでのランキング1位である任天堂が400万(9460億)、2位の信越化学が100万(9249億)、3位のSUBARUが35万(8311億)でした。カッコ内のネットキャッシュでみても十分あり、事業規模や有利子負債からみても投資するに値するなと思い、35万で購入したわけです。

現在含み損が発生していますが、長期保有するのならば特定口座ではなく少額投資非課税枠(NISA)で運用すれば、非課税扱いとなりますので、14400円そのまま配当が得られることになるので、NISA枠に余裕があれば、今年中に変更するかもしれません^^

このSUBARU、海外では『どんな道でも安心して乗れる車』ということで根強い人気があります。
良い車であるが故に今回の一連の不祥事は残念でありましたが、良い車を作り続けていれば、いずれ株価は上がってくるのではないかと思っています。

このまま継続保有して、30年後も大きな企業に発展していれば良いですね!

 

ノクト
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信頼回復に時間掛かりますが、良くなると信じてます^^

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ノクト
中小企業に勤務の会社員33歳。日本株歴4年。現在は米国株に魅了され長期投資に挑戦中。のんびりと頑張ります^^